大晦日といえば何を思い浮かべますか?
紅白?ガキ使?ジャニーズのカウントダウン?
そういったエンタメもいいですが、「除夜の鐘」もお忘れなく。
除夜の鐘は人の煩悩の数だけ撞かれるといいますが、その数なんと108回。
「108の煩悩」とよく言われますよね。
しかし本当に除夜の鐘を聴くだけで煩悩が消えるのでしょうか?
というか大晦日に除夜の鐘をちゃんと聴いてる人はどれだけいるのだろうか。
我々はいつまで除夜の鐘に頼るのか。
そろそろ新しい煩悩との向き合い方を模索するするべきじゃないか。
我々はいつまで除夜の鐘に頼るのか。
そろそろ新しい煩悩との向き合い方を模索するするべきじゃないか。
そんな疑問を持ったモリワキがこの度、己の煩悩と向き合うためにプチ旅に出ました。
名付けて「煩悩旅」です。
現代人の救世主「煩悩旅」の始まり
12月某日、モリワキの煩悩旅が始まります。
まずはルールから考えましょう。
ルールがないとただの旅になりますので。
煩悩と向き合うために必要なルールとして、3つを考えました。
「煩悩旅」3つのルール
・予算は「108の煩悩」にちなんで10,800円
・旅程はその場で決める
・旅は一人で行う
予算を先に決めておくことで安心して旅に出れそうだ
では旅に出ましょう。
ここからは実際にモリワキの旅の様子をお届けします。
ぜひ煩悩旅を楽しんでください。
AM5:00 念願の「整え」
AM5:00? 朝5時?
そう、今回の煩悩旅は朝5時から始まりました。
朝5時の空。真っ暗です。
というのも煩悩旅を始めると決めたときに最初に行きたい場所があったからです。
それが「朝風呂」でした。
というのも前々からサウナで整ってみたいという願望があったのですが、最近はどこもとても混んでいると聞いていたので避けていたのです。
せっかく煩悩旅で気ままに過ごせるなら空いてる時間に行きたかったのです。
そんな背景もあり、この日は5時に起きてそのまま銭湯に向かいました。
なんとこちらの銭湯は朝5時から空いているのです。
5時20分頃に着きましたがそれでも既に5〜6人ぐらいいました。人気なんですね。
さて念願のサウナへ。
しかしここで衝撃の事実。
なんとこの銭湯、サウナがなかったのです。
正確には現在サウナルームを準備中のようで、今(2020年12月現在)はまだ利用できませんでした。
しかし銭湯に一人用の水風呂(樽)があったのです。
サウナの代わりに熱いお湯のお風呂を活用すれば、水風呂と合わせて活用することで整えることができるのです。
正直、水風呂が一番ハードル高いな。
というのも家で水シャワーを浴びようとしたことがあるのですが、冷たくてとてもじゃないですが全身浴び続けることができませんでした。
そんな不安を抱えながら体を洗いまずは熱いお湯に浸かります。
朝5時の目覚め切っていない体に容赦なく熱さが突き刺さります。かなり熱い。
5分ほど浸かり、勇気を振り絞って水風呂へ。
一人用だから下手に逃げるとビビリだと思われる。
謎の自意識を発生させながら、ゆっくりと体を沈めていきます。
最初はかなり冷たい。というより浸かる程に冷たさが増す。
これは10秒も持たないぞと思いながら震えました。
しかし数秒後、不思議なことに冷たさが和らいだのです。
例えるなら体の周りにバリアが張られたような感覚です。何かのベールに包まれていました。
その瞬間、すっと気持ちが楽になったのです。
おお、これが水風呂の力・・・・?
ちょっとした感動を覚えてそこから数分水風呂を楽しみました。
水風呂を上がった後は外気浴の出番です。いわゆる休憩の時間です。
事前情報だと、ここで「整える」が味わえるとのこと。
こちらの温泉は水風呂のすぐ横に専用の椅子を用意してくれています。
これはかなりありがたい。
さっそく椅子に座って一息つきます。
そしてゆっくりと呼吸をしてぼーっとします。
すると自然と体の力が抜けて天井を見上げていました。
無駄なことは考えず、ただ無心になる瞬間がありました。
これが「整う」・・・?
初めてのことなのでこれが正解かは分かりません。
ただ僕としてはこんなにスッキリしたのは初めてだったので何かしらの効果はあったのでしょう。
煩悩旅に出かけて、まさか最初にこんなにスッキリできるとは。
もはや僕の頭の中には煩悩などなく、前向きな気持だけが広がっていました。
今日は最高の1日になりそうだ
煩悩旅の明るい未来を暗示するように、僕は体を拭いて上がりました。
===温泉情報====
★おすすめポイント★
・ボディーソープやシャンプー設置
・バスタオル/ボディータオルもセット販売あり
・漫画が大量にあり上がった後もゆったりできる
(時間帯によっては結構混んでいるイメージ)
AM8:00 ブックカフェで読書&執筆
銭湯を後にして一度家に戻り少しだけ身支度をして出かけた先はTSUTAYA大崎店
最近よく見るルーティン系YouTuberがよく行っているのを見ていて、空いているイメージが合ったので行ってみました。
中に入ってみると朝イチということもあり確かに空いていました。
席数も多いのでこれは他の時間帯も比較的座れそうな感じがしますね。
まさに穴場。
さて、せっかくなので気になった本を取って読んでみました。
それがこちら。
その後は個人でやってるnoteを書いたりして素晴らしい時間を過ごしました。
1冊読んで記事も書いてもまだ11時台だなんて恐ろしい。
お腹も減ってきたのでひとまずお店を後にすることにしました。
昼食&ひたすらサイクリング
昼食は気分で入ったハンバーガー屋クアアイナ。
僕の勝手なイメージ、若い女性が多いと思ってたのですが意外と男性やファミリー層が多くて安心しました。
実際に足を運ぶのは大事ですね…
爪楊枝が刺さってるタイプのハンバーガーは幸福度が高い。
ハンバーガーを頬張りながらその後の予定を考えます。(あ、ハンバーガー美味しかったですよ!)
そういえば自転車にスマホを固定するやつがほしい。
というわけでサイクルショップへ行くことに。幸いなことにすぐ近くにありました。
そして購入したのがこれ。
ここにスマホを入れることでポケットが身軽になるし、道案内とかも見ることが出来ます。
(僕は音声案内で移動するので特につける必要はなかったのですが、ポケットに入れるとたまに反応が悪かったので)
これでサイクリングの準備は整った。さて行くか。
特に目的地は決まっておらず、少し遠くに行きたいという気持ちだけがある状態。
自分と向き合うにふさわしい場所・・・そうだ、前の家に行こう。
ということで上京時に住んでいた家を見に行くことにしました。
まだ1年半ぐらいしか経っていないけど、何か変わっている部分があるだろうか。
ワクワクしながら自転車を走らせること40分ほど。
久しぶりに旧自宅とご対面。
神奈川県のとあるアパート。鬱蒼とした場所でした。
懐かしい。。 このときの自分から少しは成長しただろうか
ふと当時の自分と比べると、今はSOMEROの活動を始めたり仕事でも大きな事ができるようになったりと成長を実感できます。
普段はそんなことを思わないのですが、こうやってきっかけとなる場所に来るとやはり感じますね。
その後は駅前の本屋に行ってブラブラしました。
この本屋も当時通い詰めた場所でした。
さて、そろそろ出発しましょう。
懐かしい思いを背にまた自転車を走らせます。
道中で立ち止まった河川敷でパシャリ。
多摩川の河川敷の1枚。とても気持ちがいい。
気持ちいい陽を浴びてとても幸せな気持ちになれます。
これが太陽の力なのでしょうか。
普段の悩みなんか吹き飛ぶほど、健康的な気分になれます。
(みんな、思い悩んだら太陽の光を浴びよう)
自転車→無限列車へ
最後に向かったのは映画館。
1日動き回ったのでちょっとゆっくり出来る場所に行きたかったのです。
最初の映画館では面白そうなものが少なかったので少し大きめの映画館へ。
何を見ようか迷った挙げ句選んだのが「鬼滅の刃」
アニメの2話目で諦めてしまった。なんか気分がノらなかったんだよな。
挫折経験があるモリワキですが、さすがにここまで人気になってしまった以上目を通さないわけにもいきません。
「話題の映画を見ておく」という煩悩を解消するためにもここでリベンジすることにしました。
一人で映画館に行くのもほとんど初めてなので少し緊張しながら、映画館に入りました。
人はパラパラといった感じでちょっと安心しました。
長い予告が終わり、本編が始まりました。(予告編が特に長かった気がするのですが、人気だから?)
鑑賞後
煉獄さんかっこよすぎ。惚れた。
必ずや原作もチェックしようという気持ちを抱きながら映画館を後にしました。
予算が余ったので…
さてここまで色々と活動してきましたが、予算の10,800円までは残り3500円ほど。
あっという間に使い切ると思ってたのに不覚にも余ってしまいました。
この金が使い切れない時点で俺には煩悩が少ないのでは…?
予想外の結論を迎えながらも、何か使い道がないかと考えるモリワキ。
カバンや時計を買いたいけどさすがに予算が足りない。
かと言って3,000円ぐらいで買いたいものもそこまで思いつかない。
悩んだ結果たどり着いたのは、プレゼントを買うことでした。
渡す相手は友人でありSOMERO編集長を務める「いわもとか」
少し前に誕生日を迎えていたので、遅ればせながらプレゼントを選ぶことにしました。
僕が知っている彼の悩みを考えました。
・仕事が忙しく休む時間がない
・彼女さんと過ごす時間が取れないこともあるらしい
・最近どこかに遊びに行ったという話を聞いていない気がする
ということで、二人でどこかにお出かけに行けるといいのではないかと考えました。
そこで選んだのがこちら。
ソウ・エクスペリエンスです。
体験型カタログを販売していて、ギフトにピッタリでした。
今回選んだのはカフェチケットで、提携しているカフェで使うとスイーツなどのセットが楽しめるというのもです。
好きな場所を選んで使うことが出来るので渡す側としても悩みすぎなくていいのでとても便利。
購入した「カフェチケット(eギフト)」はこちら⇒https://www.sowxp.co.jp/catalogs/887
というわけでいわもとかにプレゼントしました。
(サイトで購入してLINEで送れます)
驚きながらも喜んでくれた模様。
後日、さっそく使った報告もいただきました。
嬉しい限りです。
というわけで僕の煩悩旅は終わりました。
朝5時から始まった旅は21時の帰宅で無事に終了となりました。
煩悩10,800円の内訳
まずは煩悩の象徴であった10,800円を何に使ったのか振り返りましょう。
10,800円の内訳
銭湯(タオル代込) 670円
スタバ 418円
クアアイナ(ハンバーガー) 1,520円
自転車のスマホポーチ 1,980円
タリーズ 726円
映画「鬼滅の刃」 1,900円
ソウ・エクスペリエンス 3,850円
合計:11,064円
約300円オーバーしてしまいましたが、予算をしっかり使い切ることが出来ました。
ここまで楽しんで11,000円なら大満足でした。
煩悩旅を終えて感じたこと
1日の「煩悩旅」を終えてモリワキが感じたこと。それは下記の3つでした。
1.朝から動くことで1日の幸福度が爆上げ
今回は朝5時から活動開始しました。
そうなると午前の時間が長くなり充実感がかなり上がります。
午前は体力もあるので多少詰め込んでもなんとかこなすことが出来るので、結果として行動量が増えます。
活発に動きたいなら朝から動くことが大事、という当たり前の結論。
2.好きな音楽(ラジオ)を聴きながらのサイクリングは最高。
今回の旅の移動手段はすべて自転車でした。
天候にも恵まれて気持ちよくサイクリングを楽しむことが出来ました。
特に僕は好きな深夜ラジオを聴いていたのですが、道中がとても楽しかったです。
ラジオで笑いながら目的地に付くのが良かったです。
あと音声案内がたまに分かりにくいので、簡単に道を頭に入れてから移動することをおすすめします。
3.旅は人をポジティブにしてくれる。
己の煩悩と向き合うために旅に出ましたが、正直とても気持ちよくて煩悩があまり出てきませんでした。
むしろ「〇〇を出来るようになりたい」「こんなことをしよう」などかなり前向きな考えが出てきました。
意識せずとも煩悩を消すことが出来たと言えるのでしょうか。
ともかく今はとてもスッキリした気持ちです。
結論:ふらっと旅に出るといいよ。
まだ2020年の煩悩を消せないでいるあなた、よかったら年始の休みのうちにふらっと旅に出てみてはいかがですか?
何も遠くや観光地に行く必要はありません。
普段の生活から少しだけ足を伸ばすだけでいいのです。
やってみたかったこと、行ってみたかったところ、自分の気の向くままに動いてみてください。
きっと気持ちも晴れて、新鮮な気持ちでまた明日を迎えることが出来ます。
「煩悩旅」3つのルール※おさらい
・予算は「108の煩悩」にちなんで10,800円
・旅程はその場で決める
・旅は一人で行う
※感染症予防対策はお忘れなく。無理をしない範囲で思いっきり楽しんでください。
それでは皆さんが煩悩を消してスッキリとした顔でお会いできますように。