今回の登場人物
今回のライター。どうも、ぽるおです。
ぽるおの友達。頭のネジが飛んだおバカたち。
家のカーペットに生卵をぶちまけても許してくれる聖人。ゆえに彼の家はおバカたちに荒らされ放題の無法地帯。今回の被害者。
ダイラタンシーやりたい
だいらたんしー?
なんだっけそれ?
どっかで聞いたことあるような...?
なんか難しく書いてあるけど、要は衝撃を与えると固まる液体ってことか?
そういえば子供のころ、でんじろう先生が実験してたのを見た気もするな
ん...?
走る...????
やるか
ダイラタンシー流体といっても楽しみ方はさまざまである。
普通の人はボウルに片栗粉と水を入れて、手で握ってみたりしてダイラタンシー流体を楽しむのであろう。
しかし、それで終わっていいのか?
少量のダイラタンシーをこねて満足か?
きっと「ダイラタンシーをやろう」と言った彼もそんなつもりで言ったのではないだろう。
”ダイラタンシーをやる”ってことはどういうことなのか?
みんな思い出してくれ。
子供のころの純粋な気持ちを。
水の上を本気で走ろうとしたあのころの気持ちを。
もちろんダイラタンシー流体の上を全力で走ってこそのダイラタンシーだろ!!!
こうして、ダース家のもとに集まったおバカたち。
なぜ、僕の家でもなく、やりたいといった本人の家でもないのか?
理由は簡単である。
汚れるから嫌に決まってんだろ。
ダイラタンシー流体を風呂で作って走るんだよ?
部屋中片栗粉まみれになるよ?
下手したら風呂詰まるよ?
自分の家でやってられるわけないでしょう(笑)
ということですべてを許してくれる菩薩(ダース)の家に来ちゃいました☆彡
さあ!まずは片栗粉を仕入れに行こう!
片栗粉20kgほど買ってきました。
これで足首くらいまでの深さのダイラタンシー流体を作っていきます。
もう二度と元の姿で帰ってこないかもしれないお風呂...
家主は最後にお風呂にお別れを言いに行きました...
何だか哀愁を感じますね...(他人事)
それじゃあお別れも済んだことで...
まずは風呂に片栗粉をどーん!!!!
気持ちいい...
人の風呂だとこんなにも躊躇なく片栗粉をぶちまけられるのか...
くせになりそう。
これでまだ4分の1くらいです。
なんだか雪が積もったみたいで綺麗ですね。(他人事)
ここに水を入れていきます。
風呂の蛇口から入れず、ちゃんと計って作ります。
これからダイラタンシー流体を作ろうとしているそこの君!
完璧なダイラタンシーは重さで 片栗粉:水=4:3 だ!!
参考にしてくれよな!!!
というわけですべての片栗粉と水を風呂に入れ切りました。
しかし、まだ全然混ざっていません。
どうやら片栗粉が底の方にたまっている様子。
簡単にはいきません。
ダイラタンシー流体になることを信じて混ぜ続けるのみ。
~混ぜ続けること30分~
できたぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
まさに液体と固体の中間。
今まで体感したことの無い新感覚。
結構本気でパンチしてもしっかり受け止めてくれます。
これは走れる。間違いない。
僕の人生、ついに水の上を走る時が来たか。
水の上を走ってみたいと思っていたあの頃の僕に言ってあげたいですね。
人の家の風呂で実現するぞってね。
ダイラタンシー流体の性質上一度走り始めたら足を止めることはできません。
走り続けるのみ。
いくぞ...
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ楽しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
...
え?
想像してたより地味?
ほんとに水の上を走ってるのかわからない?
...
うん!そうだね!(開き直り)
すまん。確かにわかりづらかったと思う。
でもね、これはやった人にしかわからない楽しさがあるの。
だからね...
みんなもやってみてくれよな!!!
...
ちなみに片付けは水で超薄めて流しました。
その間も排水溝につまらないように混ぜ続けました。
どうやらダイラタンシー流体を混ぜ続けるのに手首を酷使していたらしく...
翌朝、僕の手首は壊れていました。
この状態から一ミリも動きません。
友達の家を荒らしすぎた罰が当たったのでしょう。
みなさんはダイラタンシーをやるときは、混ぜるために丈夫な金属の棒を用意しておいてください。
以上です。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。
ぽるお