皆さんこんにちは。ライターのいわもとかです。

コロナ禍のステイホーム週間をいかがお過ごしでしょうか?
私はスーパーとコンビニ以外一切出かけることがなくなり、
仕事と記事執筆と資格勉強とテレビを繰り返しています。

そして、Wiiに移植されたスーファミの「風来のシレン」というゲームにドハマリしています。
5時間くらい一瞬で無くなるので

・どうしても退屈で仕方がない
・SOMEROの記事を全部読んで全部試したけどまだ時間が有り余る

という方はぜひプレイしてみて下さい。


余談はこれくらいにして・・・
今日は、自己研鑽系のお話です。

PowerPointで遊んでみた

電車のホームのラック、車内広告、商業施設のポップなど、
巷にはイケてる広告が溢れています。

GWを利用し、
これらの中から自分が気になった広告を模写して、
PowerPointスキルを高めてやろう。というのが今回の企画意図です。

この記事では実際にいわもとかが作成して身についた気づきや注意点をまとめたので、
どなたかの参考にでもしていただければいいなと、思います。

…ということで。

身近なデザインの中で
「作れるようになりたい!」と個人的にテンションが上がるチラシを見つけました。

コチラ。

かっこいい広告チラシ

イケてる~~~!!!!!!!

ぜひともパワポで作れるようになりたい。。

実際に作ってみた

クオリティ面でまだまだ改善点はあれど、
およそ20分で形になりました。作ったのはこちら。

岩本作広告チラシ

作成の様子を30秒の動画にまとめたのでご覧ください。

おなじみの白とオレンジとは違いダークな画面ですが、
私の好みで設定を変えただけで、通常のPowerPoint2016です。

※写真はフリーの素材サイト「写真AC」でそれっぽい女性をダウンロードし、フォントはWindowsに初期で入っているものだけを使っています。

今回はある程度PowerPoint作業をされている方向けに、
「ワンポイント加えるとより全体のバランスが整う」デザイン上のポイントをまとめました。

実際のデータを触りながら見てみたいという方は
作成したPowerPointのデータをダウンロードしてから、
これより先の記事をご覧ください。

>いわもとかが作ったPowerPointデータはこちら

ポイント1:「配置」機能を使いこなすとイイ感じになる

まずはこれを見て下さい。

もやもやする?

なにかモヤモヤしませんか?


…そう

余白がバラバラ

写真と背景の上下左右の余白の大きさがバラバラなのです!


この余白をきれいに整えるのが「整列」機能です。

整列機能の使い方

整列は「ホーム」の「整列」ボタンから選択可能です。

整列の数

チラシの右下の表品名表示部分だけでもこれだけ(赤点線)の整列要素がありました。
チラシ全体でも30回程度使用したと思います。

ポイント2:文字の「文字の間隔」を意識するとイイ感じになる

PowerPointの初期設定の文字挿入機能では、1文字ごとの間隔がやや広く、
調整することでより見栄えが良くなるケースが多いです。

文字間隔の比較

「メンテナンス。努力と結果をつなぐもの。」という一文を例に取ってみます。

上が文字間隔調整後、下が初期設定の文字間隔です。
下のほうが横に長くなり、ぼやっとした印象になっています。

文字間隔の調整方法

文字の間隔は「ホーム」→「文字幅と間隔」から変更可能

通常は「標準」になっているので、「狭く」または「その他間隔」から個別に長さを指定することで、収まりの良い幅が指定可能です。

ポイント3:自由図形で形を複製すると複雑な図形が簡単に作れる

最後は「自由図形」機能です。

自由図形の機能

図形挿入機能のなかにひっそりとあります。
自由図形機能はなにかの形を模写するときに便利でして、

チラシの模写

このように、もとのチラシの複雑な図形部分を「自由図形」を使ってなぞると・・・

チラシの模写

図形として認識されるようになります。

しかし、自由図形では多角形しか表現できず、曲線を含んだ図形の模写はそのままでは出来ません。

そこで今回はもうひと工夫します。

チラシの模写

自由図形で描いた直線のみの図形を右クリックし「頂点の編集」を選択します。

チラシの模写

すると、図形の各頂点に黒い四角マークがでてきます。

チラシの模写

さらに、曲線にしたい頂点部分を右クリックし、「頂点を中心にスムージングする」を選択すると…

チラシの模写

角が取れ、丸みが出てきました。

こんな感じで、作りたい図形をまずは直線のみでざっくり描いたあと、
「頂点の編集」で微調整すると、
PowerPoint上でもある程度複雑な図形を描くことが出来ます。

まとめ

文字組みと整列機能できれいなデザインは作れることが分かりました。

今日の企画のように、実際に巷に溢れているデザインを参考に
実現方法をあの手この手で模索することが
パワポ上達への近道
な気がします。

たかがパワポ、されどパワポ。
高価なソフトがなくても、できることはある。

…ということで、ぜひ皆さんも一緒に

楽しくデザインしていきましょう!