(文・モリワキ)
7月11日(土)・12日(日)に実施された「中小企業診断士第一次試験」
ライターの「いわもとか」がこの試験に挑戦しました。
====本企画の流れ====
・長期企画『働きながら難関資格目指してみた』を開始(5月)
・それぞれの挑戦
いわもとか「中小企業診断士」合格
モリワキ「SOMEROアプリリリース」
雫「ファイナンシャルプランナー2級」合格
・今回はいわもとかの挑戦結果を紹介
====OK??====
▼第一回記事(所信表明)
▼第二回記事(企画倒れ寸前)
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挑戦が終わった翌週の7月17日(金)。
3人はオンライン会議を開いた。

積み重なったテキストたち。相棒

「まずは、お疲れさま」

「新型コロナの影響で試験自体なくなるかと思ったけど、そんなことはなかった」

「大丈夫だった?」

「会場も広くて席同士の間隔も凄く広かったからしっかり対策されてたと思うよ」
まずは彼の頑張りを労いたいと思います。
このコロナ禍の中、最後まで諦めず勉強を続け試験を受けたことは非常に素晴らしいと思います。
(実際は直前1か月ぐらいの追い込みがほとんどだったようですが)

「さて、御託は抜きにして採点に入ろう」
早く採点したくて仕方ないモリワキ。
というわけで採点準備に入ります。
★★★中小企業診断士とは★★★
中小企業診断士は、企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスが主な業務ですが、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐパイプ役、また、専門的知識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が求められています。
(引用:一般社団法人 中小企業診断協会HP)
↓言い換えると↓
中小企業の成長を支えるための色んな知識を持った人。
結構すごい。
そんな資格を目指すいわもとか、すごい。
採点シートの用意
今回、採点はモリワキと雫の2人で行うことに。

「せっかくならスリルある採点がしたいな」
ということで、こんなシートを用意しました。
Excel素人が初めてIF関数を使った瞬間
「いわもとかの答え」と「答え」が一致すると正解にチェックがつき、獲得点数が表示される仕組みになっています。
(最初は空白のため100点になっているというまさかの減点方式シート)
このシートを使って採点をしていきます。
<採点する人たちの役割>
いわもとか:自分の回答を発表
モリワキ:いわもとかの回答を記入
雫:答えを記入
これをリアルタイムに行うことで、間違えるたびに「現在得点」が減っていきます。
モリワキと雫はこれを見ながらポーカーフェイスで採点を行います。
試験は全7科目あります。
合計得点は別のタブでこの用に集計しました。
各科目ごとの合計点が引用されてリアルタイムに点数が獲得できます。
(減点方式)
※「経営法務」は回答を持ち帰れなかったため最低基準点の40点で仮置き
★★★何点取れば合格なの?★★★
①合計得点が60%以上(420点以上)
②しかし1科目でも40点を下回れば失格
⇒この2つの壁を突破することで1次試験合格!
さて採点準備ができたので、いよいよ開始していきます。
採点の様子
採点は試験科目順で進めていきます。
1科目目:経済学・経済政策

「さあ、採点を始めよう!」

「この科目はこのテキストで勉強して…」

動画から切り取っているため粗い。すみませぬ。
感慨深そうにテキストを見せるいわもとか。
その手には「2016年」の文字が。
そう、彼の挑戦は2016年から始まっていたのだ。
大学生から挑戦し続けている背景を知っている僕たちは、既に涙が止まらない。

「新しいの買いなさい」

「理論系の科目は昔のテキストでも問題ない!」
どうやらそうらしいので、そろそろ始めていきます。
~採点開始~

ドキドキの採点開始

「第一問 ウ」

□_ヾ(・_・ )カタカタ(ウ 記入)

■_ヾ(・・*)カタカタ(答えを記入)

(幸先悪いスタートだ)
こんな感じで採点が進んでいきます。
~一科目目採点終了~
採点が終わるごとに本人から予想得点を発表してもらいます。

「第一科目 経済学・経済政策の予想は?」

「48点!」

□_ヾ(・_・ )カタカタ
第一科目、結果は以下に。
いわもとか本人は最後に見ることになるので今これを見れるのは採点者二人と読んでるあなただけです。

(56点。意外といける・・・?)

(思ってるよりはいい結果になるのでは・・・)
それぞれの思惑を胸に、2科目目以降の採点を進めていきます。

一問ずつ噛みしめて回答発表するいわもとか。

嬉しそうに相棒(テキスト)を見せてくれるいわもとか。

熱が入るいわもとか。
こうして全科目の採点が終了しました。
全科目採点終了
死力を尽くして回答を発表したいわもとか。
そんな彼の採点結果を見ていきましょう。

「まずはあなたの予想点数の合計を発表します」

「・・・・」

「388点!(合格必要点420点)」

「まじか!!」

予想得点の段階で足りていないと気付くいわもとか。

「大丈夫、いい意味でのサプライズが起きれば逆転できる」

「そうやな・・・」
もはや疑心暗鬼のいわもとかをよそ目に発表を始めます。

「じゃあ点数が高いものから発表していきます」

(まずは経営情報システムのはず…)

「第1位:経営情報システム」

「そうやろ!」

「得点は…」

(予想は94点)

「68点」

「うそ⁉⁉」

予想外の点数の低さに驚くいわもとか。
どうやら相当の衝撃があった模様

「ワンチャン100点やと思ってたのに…」
そしてここから、怒涛の発表
(一応振り返り)
①合計得点が60%以上(420点以上)
②しかし1科目でも40点を下回れば失格
⇒この2つの壁を突破することで1次試験合格!
第2位:企業経営理論 63点(予想64点)
第3位:経済学・経済政策 55点(予想48点)

「まだ平均60点は超えてる…!」
第4位:中小企業経営・中小企業政策 55点(予想48点)
第5位:運営管理 47点(予想52点)
そして運命の時…
第6位:経営法務38点 ※推定得点
※他の科目の予想と実績の差分から平均誤差を計算し算出
(フラッシュバック)
②しかし1科目でも40点を下回れば失格

「うそ・・・」

「まあこれはあくまで推定だから。」

「いや、でもあと一科目残って…」
第7位:財務会計 36点(予想40点)

「うそおおおおおおおお」

36点を告げられた瞬間
いわもとか 不合格
チャレンジ 失敗

「財務会計って2科目目やん…」

「まさかの序盤で不合格が出たとはな」

「最後まで耐えるのが大変だった」
こうしていわもとかの挑戦は幕を閉じるのだった。
諦めない男、いわもとか
しかし、こんなことで終わる男ではなかった。

「企画の終了は来年の1月だ。まだ時間はある」

「どうするつもりだ」

「残り期間で取れる新たな資格を目指す!」
そうして彼が探し出したのが…
カラーコーディネーター検定 アドバンスクラス
これまで「◯級(1~3)」だったのが「スタンダードクラス」「アドバンスクラス」に変わったカラーコーディネーター検定。
上位にあたる「アドバンスクラス」を目指すことになりました。

「昔テキスト読んだことあるからアドバンテージはある」
彼の異名は「器用貧乏」
色んなことにアドバンテージがありながら合格が遠い男。
こうして彼の新たな挑戦が始まります。
どうすれば同じ過ちを繰り返さないのか。
採点結果が終わり、次の目標が決まった3人。
しかし、同じやり方で今後続けて大丈夫なのなのだろうか。

「僕たちはこれまでみんチャレを使ってお互いの進捗を見守ってきた」

「だがしかし、途中からめっきり更新しなくなった」

「私しか更新してなかったもん」

雫の投稿が並ぶみんチャレ

「二人とも更新しなくなってシステムから退会させられてたもんね」

「僕に至っては何故か再入会ができなくなってしまった」

退会させられたいわもとか
彼は重度の違反者と見なされたのだろうか。

「あと、みんチャレだけだと励まし合ってる感が弱かったかも」
別企画のダイエット企画では非常に活躍したアプリでしたが、今回は少し適していなかったのかもしれません。
なので別案を考えます。

「やっぱり一緒に勉強する方が捗るかな?」

「いつも1人でやってるから寂しさもあるしね」

「よし、朝活しよう!!!」
こうして朝活を始めることにしました。
SOMERO朝活、始まります。
★SOMERO朝活ルール★
実施時間:5:30~6:30
接続方法:Zoom
やること:それぞれ勉強したいことをやる!
そしてさらに!
朝活部員、募集!

朝活部員条件
・朝活に参加できる人(想定平日2~3日)
・SOMEROの記事に出ても良いという人(顔だしNGでも大丈夫)
・12月~1月付近に達成できる目標がある人
参加費等は一切かかりません!
ぜひ一緒に自己研鑽していきませんか?
気になる人はぜひ連絡ください。
(TwitterのDMなど)
僕たちは難関資格に立ち向かえるのか。
こうして新たな動きを始めるSOMERO難関資格勢。
果たしてこの先どうなるのか。
この人間ドラマは今後も定期的に発信してきますのでぜひお楽しみにください!
ちなみに前回の記事にこういった記述がありました。
この記述通り、いわもとかはモリワキと雫に計5万円を渡すことになります。
しかしこの5万を巡ってまた一波乱が…
この模様はまた別記事でお伝えします。
(最後に)モリワキと雫の進捗は…
モリワキ:ヤバい。いわもとかの二の舞が目の前
雫:少しペースを落としながらも継続。スゴい。
さて、この企画どうなるやら。
今後の動きにご注目ください。
(最後にモリワキより)
いわもとかは今回を振り返って「多浪する人の気持ちが分かった」と言っていた。
どうやら多浪の人は半分の期間は遊んで、残りの半分で勉強をする、といったスタイルを取るらしく、彼自身もそのスタイルになっていたらしいです。
嬉しそうに言っていたけど、要は受からない人のスタイルなんじゃないかと思ったがそっと見守ることにしました。
受け続けるその姿勢は十分素晴らしいと思うので。
とにかくご苦労様でした。