今回のライター
・春から社会人に。
・趣味は読書とアクセサリー作り。
・早くサッカー観戦に行きたい。
このご時世、なかなか外に出ることができない。
でも、ただ家でだらだらするだけはもったいない。
そんなあなたにおすすめしたいのが、ハンドメイドアクセサリー作りです。
自分の好きなアクセサリーを自分で作ってみたい!
女性なら、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
そうは言ってもなかなか実行に移せないのが人間ってもんなんですよね。
ハンドメイドって難しそう。
器用な人がやるものでしょ?
そう思っていませんか?
全くそんなことはありません!
材料さえ揃えれば誰でも簡単に作れるんです!
ちなみに私はそこそこ器用な方だとは思いますが、器用さがハンドメイドに活かされてるなと感じたことはありません。笑
私が今回皆さんに一番伝えたいこと、それは。
ハンドメイドアクセサリーは意外と簡単に作れる!
ということです。
ただ、最初に言っておくと、有名作家さんのようなクオリティーのものはそうそう簡単に作れるものではないですし、私もできません。
初心者が、よくわからないけどちょっと始めてみようかな、と思ったときに読んでほしい記事です。
ハンドメイド初心者が初心者に向けてお送りします。
材料さえ揃えば誰でも簡単に、と言いましたが、皆さんはきっと、その肝心の材料に困っているんですよね?
材料って何を揃えればいいの?
必要な材料を揃えたらどれぐらいお金がかかるの?
そんな不安を抱えている皆さんのために、今回はこれさえ揃えれば大丈夫!という観点からハンドメイドについてお伝えしていこうと思います。
きっかけ
そもそも私がハンドメイドを始めたきっかけは、ある思いがあったからです。
「とにかく安くておしゃれなアクセサリーを身に付けたい!」
女性ならおしゃれなアクセサリーを身に付けたいですよね。
それが安いともっと嬉しい。
しかし。「おしゃれ」と「安い」を兼ね揃えたアクセサリーというのはなかなかないのが現状です。
さて、どうしたものか……。
そこで、閃いたのが、「自分で作る」ということでした。
でも、私も皆さんと同じように、どこで何をどれぐらい買えばいいか分からず、躊躇していました。
ある日、
「ハンドメイドやってみたいんだけど、材料揃えるのとかめんどくさそうだよね」
妹:「PARTS CLUBとかでけっこう揃うよ」
「ぱーつくらぶ……?」
調べてみると、近くに複数店舗がありました。
ハンドメイドに使えるパーツがたくさん売っているお店です。
さっそく、PARTS CLUBに行ってみました。
何が必要かもよく分からなかったので、必要そうなものを適当に買ってみました。
材料
ここからは、最初に揃えるべき材料を紹介します!
本当はもっと揃えるものはありますが、とにかく「簡単に」「安く」始められることをモットーに、最小限のものだけ紹介しますね。
これさえあれば大丈夫!
・丸カン
パーツとパーツをつなげるのに必要な丸くて小さいものです。こだわる人は何種類も買って使い分けます。
ただ私はめんどくさいので、3種類ぐらいだけ買っています(写真左から0.7×3mm、0.5×4.5mm、1×6mm)。
このあたりを買っておけば、どんなアクセサリーにもだいたい使えると思います。
・Tピン
その名の通りT字のピン。ここにパーツを通し、つなぎ穴を作ります。片側にしかつなげません。
私は一応長さ20mm、40mmの2種類(太さ0.6mm)と、少し太め(0.8mm)の3つを買っていますが、そんなに大量生産しないのであれば、長いのを買っておけば大丈夫だと思います(笑)
ただパーツによっては穴が大きすぎて抜けちゃうものもあるので、太めのは買っておくといいかもしれません!
・9ピン
Tピンとは違い、両側にパーツをつなげることができます。
長さはTピンと同じように、長ければどうにでもなります(笑)
・丸ヤットコ(左)、平ヤットコ(右)
丸ヤットコはTピンや9ピンの先を丸めるときに使います。
平ヤットコは折り曲げたりするときに使う感じですね。
・アクセサリー金具
イヤリング、ピアスなどの直接耳に付ける部分です。
これは人によってはこだわりがあると思うので、自分の好きなタイプの金具を選んでください。
ちなみに私はこれを使っています。
イヤリング(3.5mm半円・カン付・ネジバネ式) ライトゴールド
・好きなパーツ
自分の作りたいアクセサリーに合わせたパーツを選んでいきます。
あると便利!
ここからは、ないと作れないわけではないですが、あると便利なものを紹介します。
・ニッパー
ペンチみたいな感じのやつです。
Tピンや9ピンが長いときなどに適切な長さに切ります。
ただ、これは最悪はさみでも切れるので、わざわざ買わなくてもいいかなと思っています。笑
・ピンセット
細かいパーツを扱うときなんかはあるといいですね。
私も一応買ったのですが、細かいパーツでも指で扱えるでしょと思うのでほとんど使っていません。
費用
実際にどれぐらいお金がかかるか、気になるところですよね。
ハンドメイドの費用ってけっこう判断が難しいのですが、目安としてお伝えします。
今回は、初めに作るアクセサリーが下の画像のものだった場合を想定します。
・初期費用(計¥1420)
工具系:丸ヤットコ¥500、平ヤットコ¥500、(ニッパー、ピンセット)
基本金具:イヤリング金具1ペア¥120、9ピン5g ¥100、Tピン5g ¥100、丸カン5g ¥100
・パーツ(¥630)
画像のものを作る場合、パール¥180、コーデュロイくるみパーツ¥120、メタルリーフ¥120(4個入)、ワイヤーフープ¥120、メタルバー¥90
全て合わせると2050円です。
けっこう高いじゃん!と思った方も多いと思います。
そうなんです。ハンドメイドは最初が高いんです。
でも、工具系は一回買えばずっと使えますし、基本金具もたくさん入っているので、2回目以降はパーツだけを買えばいいので、200円ぐらいで作れるものもありますよ!
作り方
さて、必要な材料も費用も分かったところで、いよいよ作っていきます。
初級編(所要時間3分)
まずはパーツをつなげれば完成!という一番シンプルなものの作り方をご紹介します。
- 材料を用意する。
まずは作りたいアクセサリーに使う材料を用意します。
今回は、大きめのパーツ一つ(左右合わせて2つ)だけで完成するものにしました。
- イヤリング金具1セット ¥120
- 丸カン(0.7×3mm)×2
- 丸カン(1×6mm)×2
- ウッドアンドアクリルパーツ ドロップ(オレンジ/白)各1 ¥180
右側が完成形、左側が作る前の写真です。
- 丸カンにパーツを通す。
材料が用意できたら、丸カンにパーツを通します。
丸カン(1×6mm)をヤットコで広げます。
注意してほしいのは、広げるときは矢印の向きに広げてください。
横に引っ張ると曲がってしまったり壊れやすくなったりするので気をつけてくださいね。
丸カンをひろげたら、ウッドパーツ、もう一つの丸カン(0.7×3mm)を通します。
- アクセサリー金具を付ける。
小さい方の丸カンに、アクセサリー金具をつなげます。
さきほどと同じようにヤットコで広げてください。
- 完成!
どうでしたか?
思ったより簡単ですよね?
パーツをそのまま金具に付けただけですが、自分で作ると画像のように左右違う色にすることもできます!
売っているものとはまた違った良さがありますね。
中級編(所要時間10分)
もうちょっと凝ったおしゃれなものを作りたい、という方のために、少し複雑なものの作り方も紹介しますね。
- イヤリング金具 ¥120
- つなぎパーツ ボールチェーン ¥140
- メタルフープ×2 変形 ¥160
- フレームパーツ ラウンド(ブルー) ¥140
- フレームパーツ しずく(ホワイト) ¥160
- 丸カン(0.7×3mm)×3
- Tピン(0.6×20mm)×3
- パール(4mm)×3
- 小さいパールのパーツを3つ作る。
Tピンにパールを通します。
平ヤットコで写真のように直角に折り曲げます。
少し長いときは、ニッパー(またははさみ)で1cmぐらいに切っちゃってください。
今度は丸ヤットコを使って、Tピンの先を丸めていきます。
これを3つ作ります。
- パーツをつなげる。
青いパーツは両側につなげるところがあるので、片方にパール、もう片方に丸カンとメタルフープをつなぎます。
白いしずくのパーツの方は、丸カンに全てのパーツをつなげてください。
- 完成!
説明が雑になってしまいましたが、同じ部分につなげたいパーツを、とりあえず全部丸カンに入れる。この意識でやればできます。笑
ハンドメイドは感覚が大事!
売れるほどの実力がある人はミリ単位でパーツを調整しますが、素人は細かい数字にとやかく言っている場合じゃありません。
何ミリの丸カンでもパーツでもいいので、まずはそれっぽいのを作ってみるところから始めてみてください。
PARTS CLUBのアプリ
パーツクラブで材料を買えることは分かったけど、今の時期、買いに行けない…。
そう嘆く皆さんに朗報です。
パーツクラブはアプリがあり、そこから購入することも可能です。
下の「買う」ボタンから購入できます。
送料は530円で、5000円以上購入すると送料無料になります!
注文して2日で来るので、今買えば次の休日に間に合いますよ!
アプリをインストールするのが面倒な方は下のリンクからも購入できます。
https://www.partsclub.jp
作り方のコツ
①あらかじめ買うものはある程度決める
お店に行くと、たくさんの種類のパーツがあります。
見ているだけでわくわくして、ついかわいいパーツばかり買ってしまう、という気持ちは分かります。
しかし、何も考えずに目に付いたかわいいパーツだけを買って帰ると、いざ作る段階になってつなげるパーツがない、かわいいけどまとまりがない……という事態になりかねません。
その場で気になるものを買うのも良いですが、その場合はどんなアクセサリーにしたいかを考えながらお店を見てみてください。
アプリやネットの場合も、見本となる画像などたくさんあるので、必要なパーツが揃っているか確認しながら買い物を進めるといいですね。
②クローゼットにある服と相談
どんなアクセサリーにするか迷ったら、まずはクローゼットを開けてみてください。
あなたは普段どんな服を着ていますか?
もしカジュアルな服が多いならおしゃれな金属のアクセサリーよりは初級編で使ったウッドパーツなどを用いたアクセサリーの方が合うと思います。
また、基本的にモノトーンの服が多い、という方は、アクセントにカラフルなものを作ってもいいと思います。
③細かいことは気にしない
初心者がアクセサリーを作る上で、これが一番大事かもしれません。
見本と忠実にやろうとしたり、初めてなのに1mm違うだけのパーツを全て揃えたり。
そこまでできるのは素晴らしいですが、おそらく一回で挫折します。
ちょっと見本と違うけどまぁいいか。
5mm違うけど入るからいけるでしょ。
これぐらいの精神で十分です。
この記事でも参考のためにサイズなどを記載していますが、そんな忠実に同じものを揃えなくて大丈夫です。試行錯誤しながらいくつか作ってみてください。
それっぽいものを一回作ってみて、少しずつこだわっていけばいいと思います。
今まで作ったもの紹介
今回は紹介しませんでしたが、レジンを使うともっと作れるアクセサリーの幅が広がります。
画像にあるような印鑑ケースなども作れますよ。
レジンでのアクセサリーの作り方は、上級編として次回ご紹介しようと思います。
まずは自分の好きなパーツを買って、おしゃれなアクセサリーを作ってみてください!
まとめ
皆さん、いかがでしたか?
意外と簡単に作れる、ということが分かっていただけたんじゃないかなと思います。
もうGWは終わっている方が多いと思いますが、引き続き家でできることをやりましょう!
ちょっとぐらいと思って外出せず、大人しくおうちで過ごしましょう。
次の休日もやることがないなぁと思っている方はぜひともハンドメイドやってみてください。
外に出られるようになってからしっかりおしゃれできるように、今からアクセサリーを作りませんか?
それでは、明日の記事もお楽しみに。