この世で最も尊いお金の使い方って何でしょうか?

それは「人のために使うこと」ではないでしょうか。

自分で浪費する1万円より、お年玉であげる1万円の方が喜ばれますよね。
更に言えば、どうやって使うのかも考えて、相手が喜ぶ使い道もプレゼントすればもっと良いですよね。

そう、人を想って使われるお金は尊いのです。

ということで今回は友達のためにお金の使い道を考えてプレゼントしようと思います。

名付けて「3,000円プラン交換会」

3,000円プラン交換会の流れ

今回の「3,000円プラン交換会」の全体像はこんな感じ

3,000円プラン交換会のルール説明
1.相手が喜ぶようなプランを考えてしおりを作る
2.しおりを交換し、そのプランを実行
3.終了したら相手に報告する

相手のことを考えてプランを立てて、それを実行してもらう。
とてもシンプルだけど、実行したことがある人は少ないのでは?

今回の参加者

さて、今回は友人の「いわもとか」に参加してもらい、2人で実施してみます。

さらっと自己紹介を。

モリワキ:ライター
・終わりと男のロマンが大好物
・休日をYouTubeで溶かす最も無駄な人生の渦中
・大阪出身の東京在住

いわもとか:ゲスト
・お酒と男のロマンが大好物
・モリワキと大学時代からの友人
・東京在住だが今回は大阪出張中

今回の意気込みを一言ずつ

「会社をやめたくなる1日をプレゼントします」

「僕の手となり足となれ」

さあそれではここから「3,000円プラン交換会」の様子を順に追っていきます。

1.プラン策定

まずはプランを立てることから。

今回は以下のルールを設けてしおりを作っていきました。

相手のためになるプランを作ること。(作成者の自己満、ダメ)
・近郊であることを想定するため、交通費は含まない(移動自体がテーマの場合は別)
・時間は自由。1時間で3,000円使っても1日遊んでもいい。
「テーマ」「ミッション」をきちんと伝える
・実行中は連絡あり(ただし企画を台無しにする内容は送らない)

↑のルールを元にモリワキ・いわもとかがそれぞれプランを考えてしおりを作っていきます。

なにやら検索するモリワキ。企画に繋がるのか・・・?

こうしてそれぞれのプランが作られていきます。
ちなみにそれぞれのコンセプトは?

「疲れたサラリーマン人生を癒してあげたいですね。」

「頭使えよモリワキ」

2.実行

そして迎えた実行日。

普段は二人とも都内在住なのですが、いわもとかが大阪出張中のため遠隔で実行することになりました。

本来であればしおりを手渡ししたかったのですが今回は距離があるため断念。

しかしワクワク感は味わって欲しいので「ある工夫」をしました。

それが「当日にネットプリントで印刷する」ことです。

こうすることで当日にプランを知るというワクワクが遠隔でも味わえます。

というわけで午前10時にお互い最寄りのセブンイレブンへ向かいます。

遠く離れた場所で秘密のしおりを印刷する二人。
恋人同士ならまだしも、冴えない男二人と想像するとロマンチックさが欠ける。

コンビニで印刷する様子

さて準備完了です。

「(物理的に)体を張る企画以外で頼む・・・」

「他人に迷惑をかけない企画で頼む・・・」

さあ、しおりを印刷して準備万端な二人。

それではここからはそれぞれの3,000円プランの実行の様子を見ていきましょう。

2-1 モリワキの旅(プランナー:いわもとか)

さてまずはモリワキの1日を見ていきましょう。

10:00 しおり印刷

今回受け取ったしおりがこちら。

旅のしおり

タイトル:SOMEROが質の高いコンテンツを発信し続けるための『思考フレームワーク』を身につけよ

「やべえ、意識高い系だ。」

どうやら課題図書を買って内容をまとめろと言っているようだ。
読書が趣味の僕の性格を見越しての選定でしょうか。
面白そうなチャレンジです。

10:30 本屋で課題図書を購入

というわけで早速本屋に。
向かった先は目黒のアトレに入っている有隣堂。

本屋

朝10時半のビジネス書コーナーは意外と空いていました。
お目当の「ビジネスフレームワーク図鑑」を手に取り値段チェック・・・

「本体2,000円+税」

「なるほど、今回の大部分がこの費用ということか。」

いつもなら小一時間は躊躇する値段ですが、今回は人からの司令。
躊躇うことなくレジへ向かいます。

「この行動力、これが3000円プランの力」

11:00 カフェで読書開始

有隣堂を出て向かったのはタリーズコーヒー

カフェ

駅から少し離れていますが、尋常じゃない混み具合。
みんな暇人なのか?(ブーメラン)

なんとか席を確保して、読書タイムSTART。

机の上の様子

「ふむふむ。」

「はいはい。」

「完全に理解した」(理解してない)

てな感じで3時間ほどかけて読了。

読了後の感想

全部のフレームワークに具体例が入ってるから想像しやすい
・結構分厚いけどサクサク読めた
自分の立場で考えながら読むとアイデアが湧いてくる

普段ならここで満足して終わりますが、今回はそうもいきません。

14:00 まとめ開始

学んだことをA4でまとめていわもとかに報告するまでが今回のミッション。

まずは手書きで気になったフレームワークをピックアップしていきます。

アウトプットレポート

超汚いので全体的にぼかしてみました。別に猥褻なことは書いてませんので悪しからず。

「今のSOMEROをより良くするにはどのフレームワークが使えるか?」
そんな視点でまとめて、選定が終わったらパソコンを起動

えいさほいさと作ること1時間ほど。

ようやくできました。

完成版のアウトプットレポート

「1枚にまとめるのって大変ですね。取捨選択が難しかった…」

16:00 報告

出題者に送信して報告完了です。

報告する様子

カフェに入ってから約5時間。
カフェオレ一杯でここまで居座らせてくれたタリーズコーヒーに心の中で最敬礼を送りながら後にしました。

▼ここまでの出費
ビジネスフレームワーク図鑑 2,200円
アイスカフェオレ      429円
残り            371円

というわけで残りのお金で遅めの昼食を。

昼食の写真

マクドは久しぶりに食べるとうまい。※関西人

マクドナルドで本をもう一度読み直して、今後の活動に役立てようと改めて決心したモリワキでした。

ミッションを振り返って

「1日で本を読んでアウトプットまで終わらせるのはめちゃくちゃ吸収率が良かった!そしてその分疲れた」

こうしてモリワキの3,000円プランは無事終わりました。

2-2 イワモトの旅(プランナー:モリワキ)

つぎは私(いわもとか)の旅をご覧ください。

10:00 しおりをセブンで印刷

出てきたお題がこちら。

プランの紙

「あなたの大学時代の思い出の詰まった場所に行き、写真を撮ってきてください」

「モリワキらしい」

補足:いわもとかは4年間下宿しながら大阪の大学に通っていた。いわもとかの青春はこの大学時代に詰まっているのである。

思い出の場所の写真を撮って、それをアルバムにまとめないといけないようだ。

「懐かしい場所を巡れるわけか…。いいね。」

それでは、行ってみましょう。

10:30 下宿先のアパート

「まずはここだな」

はじめに来たのは、そう、4年間暮らした元我が家。

元自宅の写真

「懐かしい!!」

大学の入学手続きのあと、近くの不動産業者で安さのみを理由に選んだワンルーム。

オートロックもエレベーターもついてないが、男の一人暮らしなので特に問題はなかった

「懐かしくて泣きそう」

旧自宅をあとにし大学のキャンパスがある方へ。

大学へ続く道

住宅地と畑が広がる通学路。4年間で2000回以上通った道。

大学の入口

大学への通用口に到着。

この大学は地域住民に対してひらけており、24時間だれでも出入りすることが出来る。

一旦、目的地を明確に決めずに、キャンパスを縦横に歩いてみよう。

10:40 大学構内

キャンパス東側 ねこの道

「まずは一番ここから近いところで・・・いた!」

大学の猫

この大学には猫が多くすみついている。一節によると100匹を超える野良猫が暮らしており、学生に癒やしを与える存在となっている。

猫好きのいわもとかは大学時代、空き時間によくここにきていた。

「ここは学生に特に人気のスポットでいつ行っても大体猫が寝てるんだよね」

猫の足跡

「足あとかわええ」

キャンパス北側 体育館

「うわ、ここもやばいな・・・」

体育館

SOMEROの前身となる学生団体の稽古場として使っていた体育館だ。

当時はジャグリングやパントマイムといったパフォーマンスを演劇に組み入れた作品を作っており、

日々、この体育館で稽古に励んでいた。

キャンパス西側 部室棟

西側に来てみた。ここはいわもとかが4年間ほぼ毎日を過ごした文化部棟がある。

部室棟
部室棟の中の様子

「ああ・・・」(感動の涙)

「あの頃に戻りてえ」(現実からの逃避)

「明日会社いくの嫌だな」

ときに人間は、多量の「なつかしみ」を体に浴びると会社に行きたくなくなってしまうことがある。

11:25 ランチ

一旦キャンパスを離れて、昼食を食べられる場所を探す。

「 行くとしたらここだな!下宿生のソウルフード『まるとく 』」

つけ麺屋

ここの油そばは本当にうまい。

ランチタイムは大学生でいつも賑わっている。

昼食の写真

油そば(900円)を注文する。

卓上の生卵は使い放題なのと、味変用のアイテムも豊富なので、飽きずに食べられる。

「うまい!!懐かしい味!!!」

「正直まるとくに行ける機会なんてもう来ないと思ってたから普通に嬉しいわ」

空腹と思い出は最大の調味料なのである。

12:03 大阪の各思い出スポットへ

ここからは大学周辺から離れて、大阪エリアを地下鉄で移動することに。

大阪の地下鉄1日乗り放題乗車券『エンジョイエコカード』(名前がすでに感慨深い)を購入し、主要な思い出スポットをめぐる。

天王寺 つけ麺きゅうじ(閉店)

「まずはここだな・・・げ、閉店してる」

つけ麺屋さん

まずやってきたのが天王寺のQ’sモールのそばにある「つけ麺 きゅうじ」

モリワキとつけ麺30分大食いチャレンジに無謀にも挑戦し、そしてあっさりと破れた思い出の麺屋である。

しかしすでに閉店したようで、別の店舗が入っていた。

「きゅうじ…人生で後にも先にも唯一、食べ過ぎで吐いた店」

乾麺で2kgの麺を30分で完食するルールなんて、今考えると馬鹿げているとしか思えない。

一方でチャレンジメニュー抜きにして、とても美味しいつけ麺屋さんだった。

なんば 資格予備校TACなんば校

TACのエレベーター

いわもとかは学生時代にとある資格取得のため、毎週土曜日、TACに通う生活を2年送っていた。

結局、資格は取れなかったが、確実に大学の座学よりも本気で勉強に励んでいた。

「苦しい思い出も、楽しい思い出も、ギュッと詰まった場所だな。なんとも言えない感情になる」

千林大宮 大阪芸術創造館

「ここ抜きに学生時代は語れない」

芸術創造館の看板

いわゆる「芸創」の名で、関西界隈の劇団、団体が利用するホール。

上述の学生劇団の旗揚げ公演をこのホールで実施した。

大阪ビジネスパーク 就職活動

就職活動時に何度となく訪れた「大阪ビジネスパーク駅」。

大阪ビジネスパークの駅名

当時は駅から面接先企業のオフィスへ向かう道中で、自分のキャリアについて思いを馳せた。

最終的に就職先は別の企業を選択したのだが、

就活の思い出として記憶に深く残っている。

梅田 蔦屋書店

「ここは今でもたまに利用するね」

蔦屋書店の様子

大阪駅直結「ルクア1100」の9階にある、カフェと蔦屋書店が併設されているフロア。

カフェ代金で、店内の書籍を座り読む事ができる。

就活の合間に、自己研鑽のために、待ち合わせまでの暇つぶしに、いろんな用途で使っていた。

17:15 そして印刷のためにカメラのキタムラへ

さて、ここまでで思い出の場所は回れたので、冊子を作るべくカメラのキタムラへ。

アルバム作りに必要なのは、スマホで撮った写真だけだ。店にある専用の機械で写真を読み取り、アルバムを作っていく。

やってみると、ものの10分程度で簡単に作れた。

「これでよし…と 」

そして店員さんに注文票を手渡し。660円を支払い、10分で作ってくれた。

ネットプリント

「すごい!! 」

18:30 アルバムにメッセージ記入。そして完成!

さきほどの蔦屋書店に戻り、書き込み作業を開始。

1時間ほどで思い出の冊子が出来上がり。

アルバムの中身

「こうやって形になると達成感があっていいなあ」

ミッションを振り返って

 ▼ここまでの出費(2,810円)
昼食代           900円
エンジョイエコカード    600円
プリント代         660円 
カフェ代          400円
書き込み用ペン2本         250円

「思い出の棚卸しができた。実際に現地に行くことで忘れてた記憶も蘇り、心が若返ったきがする」

「仕事をやめて学生時代に戻りたくなった。もうあのころには戻れないのに。」

3.報告

2人とも無事にミッションを終え相手に報告完了しました。

ちなみに今回はしおりの裏面に評価シートを載せていました。

モリワキの評価シート(企画者:いわもとか)

評価シート
楽しかったですか?(4)
新たな発見はありましたか?(5)
友人にこのプランを勧めたいと思いますか?(5)
またやりたいと思いますか?(4)
プランを作ってくれた人に感謝していますか?(5)

いわもとかの評価シート(企画者:モリワキ)

評価シート
 楽しかったですか?(4)
新たな発見はありましたか?(3)
友人にこのプランを勧めたいと思いますか?(5)
またやりたいと思いますか?(3)
プランを作ってくれた人に感謝していますか?(5) 

いわもとかは若干辛めな採点でしたが気にしない。

お互いの満足度はとても高かったです。

喜ぶモリワキ

実行後のビデオ会議で熱く語るモリワキ

ビデオ会議ではお互いの学んだ点や感じたことをシェアしました。
やはり言葉を交わし合うと吸収力も跳ね上がります。
とても良い時間でした。

こうして僕たちの1日は終わりました。

まとめ

人のことを想いプランを考えてプレゼントする。

モノをあげることは多いと思いますが、プランをプレゼントをする経験はなかなか無いのではないでしょうか?

同じお金を使うにしてもそのワクワク感や満足度は段違いです。

ぜひ友達や恋人や家族と試してみてください。

最後に二人から一言。

「考える時点から、相手の反応がもらえる最後まで楽しい。プランにもその人の性格が現れるのが面白い」

「モリワキと同意見で、作成者の性格がくっきり現れてて面白かった。そして楽しかった」

P.S.
久しぶりにワクワクした休日を過ごせました。
YouTubeで1日溶かすよりよっぽど楽しかったです。(執筆:モリワキ)

P.S.
カメラのキタムラのアルバム作成サービスは下記を利用しました。
安くすぐにアルバムを作れるので、ぜひ利用してみて下さい!(イワモト)
http://f-photobook.jp/photozine/

おまけ

★☆★☆一週間限定でSOMERO限定プランが楽しめる★☆★☆

一週間限定でこの記事限定プランが印刷可能!(2020年2月27日~3月4日)

やり方は今回の記事と同様!

1.セブンイレブンにGO
2.ネットプリントを選択し、下記を入力してしおりを印刷
※※※番号は「 3ZL3KJ74 」※※※
3.しおりを持ってエンジョイ
4.実行したらぜひSOMEROまでご連絡を!
(Twitterでお待ちしてます!)

SOMEROがお届けするプランをぜひ楽しんでください!

今回の記事が気に入ったらぜひSNSでシェアお願いします!

「somero.life」はTwitterをやってるのでフォローもお待ちしてます!